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大原美術館(おおはらびじゅつかん)は、岡山県倉敷市にある美術館で、公益財団法人大原美術館が運営しています。
倉敷の実業家、大原孫三郎が、自身がパトロンとして援助していた洋画家児島虎次郎に託して収集した西洋美術、エジプト・中近東美術、中国美術などを展示するため、1930年に開館しました。
西洋美術、近代美術を展示する美術館としては日本最初のものです。
第二次大戦後、日本にも西洋近代美術を主体とした美術館が数多く誕生しましたが、日本に美術館というもの自体が数えるほどしか存在しなかった昭和初期、一地方都市にすぎなかった倉敷にこのような美術館が開館したのは画期的なことでした。
大原美術館の代名詞のようになっている
エル・グレコ『受胎告知』は1922年、パリの画廊で売りに出ているものを児島氏が偶然見出したもの。現在ではこの名画が日本にあることは奇蹟だといわれています。
ほかにも、モネの『睡蓮』は晩年の画家本人から児島氏が直接購入したものであり、マティスの『マティス嬢の肖像』も画家本人が気に入って長らく手元に置いていた作品を懇願し譲ってもらったものだといいます。